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母は偉大なり!(^ω^)

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◆竹内建設  社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.112

 

皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

先の自民党総裁選で、岸田文雄氏が河野太郎氏との決選投票を征し、新しい自民

党総裁になられました。4人が立候補するという近年まれにみる熱戦でしたが、

なかでも、野田聖子氏、高市早苗氏ら女性2人が参加した総裁選と言うのも、今

の時代を反映している感じがしました。

女性と言えば、ドイツでもメルケル首相が勇退を表明され、次期総裁選を含めた

時期候補への動きが加速化しています。女性の国家リーダーと言えばイギリスの

サッチャー氏が有名ですが、メルケル氏はある意味でサッチャーを超えたとも言

われています。特に、アメリカやロシアをはじめとした大国外交においては、他

の国家リーダーの追従を許さないほどの手腕を発揮し、その存在感を不動のモノ

とされました。

 

また、10年前の東日本大震災による福島第一原発事故後においては、政界でい

ち早く「原発ゼロ」を声明。2022年までに原発を全て閉鎖するなど、今、世

界的気運が高まっているSDGSの先駆けである環境先進国としてのリーダーシ

ップも、既存エネルギーに依存する反対派に臆せず手腕を振るわれるなど、素晴

らしいものがありました。

 

一方で、2015年のギリシャ財政破綻を受け、ユーロ圏の安定化を図るための

国有資産売却・民営化政策への批判や、近隣国が拒否するなか「ドイツは助けが

必要としている人は助ける」と声明。累計で、約110万人もの南アフリカ難民

を受け入れましたが、障害事件などが多発したことで、移民受け入れに反対する

国民から批判を浴びるなど、なにかと苦労の多い方でもありました。

 

若干50歳で首相となり、類まれな着眼点と行動力・決断力と、常に庶民目線で

人道的な政策に取り組み続けてきた「ドイツの母」アンゲラ・ドロテア・メルケ

ル首相。その功績は決して色褪せることなく、ドイツ国内のみならず世界の人々

に語り継がれてゆくでしょう。