◆竹内建設　社長ブログ　～気のみ気のまま～◆　ｖｏｌ，９９

こんにちは！！薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

あっという間に６月が終わり、２０２１年も後半戦に突入しました。前半

を振り返ると、身の周りを含めて様々なことがありましたが、そのなかで

、６月末にとてもショッキングな事故が発生しました。千葉県で発生した

、トラック（ユニック車輛）による人身事故です。

場所は、千葉県八街市の見通しのよい直線道路。午後３時半ごろ、某企業

の下請業である６０歳の男性が運転するユニック車輛が、沿道を通って下

校中の小学生（５人）の列に突っ込み、この事故で２人の男児が死亡、１

人が意識不明、２人が重体という大惨事となりました。

この事故で最も注目すべきところは、ドライバーからは基準値を超えたア

ルコール濃度が検知されたと言うこと。取り調べによると、昼食時にアル

コールを摂取した後の運転で事故をおこしたことから、警察側も危険運転

罪から危険運転致死傷罪と言う、道路交通法上で最も重い刑を視野に入れ

て、事故の原因究明を含めた捜査に取り掛かっているようです。

同じ子供を持つ親としても当然ですが、大型のトラックをはじめとした建

設機械を保有し、社員を雇っている立場としましても、とても激しい憤り

を感じました。同時に、報道陣に囲まれながら、加害者であるドライバー

を含めた安全運航管理義務について、メディアから取材を受ける元請企業

の首脳陣らを見ていて、同じ経営者としてとても辛い気持ちになりました。

調べが進まないと解らないことですが、加害者のドライバーの人間性は決

して悪くなく、いわゆる「イイ人」と言う評判が大半のようです。しかし、

飲酒後に運転をする時点でもはや「良識な人」ではありませんし、厳しい

言い方になりますが「人間失格」です。「たったこれくらい」、「俺は絶

対にならない」と過信せず、たった一度の過ちで失う代償の大きさについ

て、皆さんの会社や家庭で今一度、語り合ってみてはいかがでしょうか？