◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.89~
こんにちは!!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
今週から、多くの文教施設で新学期が始まったようです。真新しい制服を
身にまとって登校する子供たちの姿を見ていると、ランドセルを背負い、
心躍らせながら登校した自分の姿を思い返します(今では想像もつきませ
んが(笑))。
制服と言えば、デザインやカラーなど、スタンダードなモノから、有名デ
ザイナーによってデザインされた独創的なモノなど多種多様で、皆さんの
会社でも「会社のコンセプトカラー」を象徴した制服があるのではないで
しょうか?その制服が今、大きな転換期に来ているようです。
2021年から全国の小中学校で、従来の男子生徒用、女子生徒用のほか
に、女子用に男子と同様にスーツタイプの制服を、新たに導入する学校が
出てきました。これは、最近よく耳にすることがあると思いますがジェン
ダーギャップを無くそうということからきているもので、近年では、先進
国から途上国に至るまで、ジェンダーギャップを無くそうとする動きが加
速化しています。
国連開発計画(UNDP)が推奨するジェンダー不平等指数を見てみます
と、世界で日本は120位(2019年度、内閣府男女共同参画局:公表
データ)。経済、政治、教育、健康と言った各ジャンル別にみても、他の
先進国(G7加盟国)と大きく引き離され、データを取り続けてから断ト
ツの最下位を堅守し続けている状態で、男女平等参画においてはまだまだ
改革の戸口に立ったと言ったところです。
「男のくせに!!」、「女の子なんだから・・」という決まり文句も今は
昔!建設業が男の世界と決めつけていては、いつまでたっても若い力を呼
び込むことは難しいと思います。私も子供を持つ親の立場から、ジェンダ
ーギャップについて今一度、子供たちと語り合ってみたいと思います。