◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.77~
皆さん、明けましておめでとうございます!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
2021年がスタートしましたが、この年末年始を皆様はどのようにお過ごしになられたでしょうか?
帰省ラッシュ、初詣、正月バーゲン、この年末年始は人混みで賑わう当たり前の光景が、どこにも見ら
れませんでした。特に、「福袋」の相乗効果に期待をかけるサービス業界では、対前年比で4~6割程
度の売上に留まるなど、年初から厳しい経営が続いているようです。
2020年は、新型コロナウィルスの影響による支援策として、持続化給付金、雇用調整助成金など国
や自治体の緊急支援が行われ、それにより倒産・廃業を危惧された多くの中小零細企業も、最悪の状態
を回避されたように思われます。しかし、某経済ジャーナリストは「2021年度からが、さらに厳し
い状況が予想される」と言及しています。
支援金は、あくまで窮状を回避するためのものとしたうえで、「支援を受けた企業の多くが、既に過剰
債務がある可能性が高く、未だコロナの収束が見られない状況を考慮すると、それらが経営を継続して
ゆくのは極めて厳しいと考える」と警鐘を鳴らします。この一年間、新型コロナウィルスという目に見
えない恐怖への代償に「新しい日常」を迫られた我々は、これまで多くの時間と労力を費やしてきまし
た。
今日(1月8日)から、東京都をはじめとした1都3県が緊急事態宣言に入りました。それに続くよう
に、大阪府を含む近隣自治体も緊急事態宣言に向け政府へ要請する様子です。これからまだ予想もしな
い出来事が起こるかもしれませんが、2021年はまだ始まったばかり。これまで以上に、時の変化を
敏感に感じ取り、対応していくことが求められます。