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人知を超えた自然災害(+_+)

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◆竹内建設  社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.52

 

皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

先週末から始まった豪雨が、鹿児島・熊本、宮崎の南部九州に甚大な被害をもた

らした後、今度は福岡、長崎、佐賀、大分と北部九州へと拡散。九州全土が豪雨

による未曽有の被害を受けてしまいました。

今回の被害は、線状降水帯と言う気象現象によるもので、1時間当たりの雨量が

100ミリを超えるものを称するもので、中でも熊本県の南部を流れる一級河川

の球磨川を水溪とする、人吉、芦北、八代などは特に被害が甚大で、復旧のめど

が立っていない状況にあります。さらに、今日現在(7月7日)でも線状降水帯

の発生が予報として出されていて、更なる被害の拡大が懸念されています。

薩摩川内市も、各所で豪雨による被害が発生していますが、つい先ごろ弊社が完

工したばかりの樋脇川水系の現場も、残念ながらこの度の豪雨被害に遭い現場が

損壊してしまいました。過去の事例を踏まえて、あらゆることを想定して発注者

側へも重ねてご提案を差し上げてきた現場だけに、今回の被害は工事を担当した

責任者の気持ちは勿論のことですが、地域住民の期待に応えられなかったことへ

の無念さを感じています。

近年の自然災害は、人知を超えた勢いで襲い掛かってきていて、もはや「想定外

」と言うフレーズだけの認識では、もはや防ぎきれないレベルにあります。「た

ぶん、これぐらいだったら」、「前の時も大丈夫だったから」と言う既成概念は

捨てて、あらゆることを想定した防災対策を嵩じてゆくことが、一人でも多くの

人々の命を救うことに繋がるのではないかと思います。