皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
51年ぶり鹿児島での開催となった「かごしま国体」が、約2週間に
わたって県内各地で熱戦が繰り広げられ、大盛況のなか無事に終了し
ました。国民体育大会としての開催は今回が最後で、来年からは国民
スポーツ大会とタイトルも一新されることとなります。
本来なら、2020年に開催される予定だった「かごしま国体」も、
コロナ禍の影響で3年の延期を余儀なくされましたが、アスリートの
皆さんも、その分だけ更なるトレーニングの鍛錬に励まれて、今大会
に臨まれたことと思います。その結果、チームかごしまでは剣道が全
ジャンルで優勝を成し遂げたほか、各種目で輝かしい成績を納められ
ました。
しかし、その一方で3年前に「選手生命のピーク」を迎えていたであ
ろう多くのアスリートの皆さんが、今大会での選手としての出場を断
念し、後進の指導者や補佐役に就かれた方々もいたようです。
オリンピックをはじめ、大きな大会で輝かしい成績を残したい!とい
う気持ちは、アスリートであれば誰しもが思うこと。仕方ないとは言
え、このコロナ禍での開催延期は多くのアスリートの皆さんの人生に
大きな影響を与えたのではないかと推察します。
「花の命は短いもの」。しかし、花が咲くのがピークではなく、その
人が後進に何を残したかによってその価値が決まると思います。自分
の代で叶わなかった事を、若く伸びしろのある若者たちに「夢」とし
て継承していってもらいたいものです。私たちも華やかな花が咲くよ
うに、良い土壌づくりが大切です。日々の取り組みを頑張りたいと思
います。