◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.152~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
先日の台風14号、皆さんの地区ではいかがでしたでしょうか?大隅半島をはじ
め、お隣の宮崎県では、つい先日まで停電が続き、多方面で二次被害が出たよう
です。我々、建設業も工事の進捗などに影響が出やすく、その遅れを取り戻すた
めに苦労します。
先日、弊社がお世話になっている方と、現場で話をする機会がありました。その
方が、「よく人がいないから仕事が回らないという会社があるが、それは大きな
間違い!いくら頭数(社員)が多くても、トップの考えを末端の社員が十分に理解
していなければ、思ったような結果が出るわけがない」との言葉に、考えさせら
れました。
事実、現場が多忙を極め工期(納期)に追われ続けるなかでは、どうしても「質
より量」を選択しがちです。これは、同じ経営者や現場を統括する立場の人であ
れば、同様の問題に直面した経験や、もしくは今まさにその問題の矢面に立って
いる方も多いのではないかと思います。しかしながら、そのような時ほどこちら
が思っているような人材に恵まれないのも事実です。
「奇策?そんなのはないよ!日々の仕事の中から、指導する側とされる側の双方
が、互いをリスペクトし合える関係性を構築してゆくかが重要だよね」と、補足
してくださいました。元請けと下請け、先輩と後輩、社長と社員、生きてゆくな
かで様々な関係性がありますが、血の通わない建前だけの主従関係でなく、熱い
血を交わし合う「パートナー」としての関係性を構築することが、より良い結果
へと繋がる唯一の近道だと改めて思いました。