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注意一秒ケガ一生!(+_+)

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◆竹内建設  社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.11

 

皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

先日は、弊社が加盟している薩摩川内市建設業協会(小園秀作会長)が主宰する

、2019年度普通救命講習会が薩摩川内市消防署でありました。

常に、労働災害の発生リスクと隣り合わせである建設業界にとって、リスクア

セスメントは必須であります。薩摩川内市建設業協会でも、安全衛生管理意識の

高揚を図るために、数年前から毎年実施しています。

「安全なくして繁栄なし」とは、建設関連業のみならず、あらゆる産業界にお

いて共通のフレーズではありますが、この講習会を受けるようになって、AED

(自動体外式除細動器)の使用方法や、緊急対応に如何に必要であるかを、社員

たちも理解してくれるようになったのは大きな収穫だと思います。

 

 労働災害発生件数のなかでも、建設関連業が占める割り合いは最も多く、特に多

いのは墜落・転落事故、次いで転倒事故の順で上位を占めています。年代別に見て

みても、30代から50代までのいわゆる「ベテラン世代」がその大半をしめてい

て、深刻な雇用問題を抱えている業界において、熟練技能者の労災は大きな痛手と

なります。

 労働災害が発生する要因は、過度のストレスや睡眠不足などによる、生活習慣の

乱れから来るものが多いと言うデータもあります。「注意一秒ケガ一生」、慣れや

過信がもたらす災害リスクは計り知れず、当事者はおろか会社の社会的信用の失墜、

当事者の家族などへの経済的な損失は、その後の人生に大きく圧し掛かることにな

ります。 

 もちろん、われわれ事業主(経営者)がより注意をはらって安全衛生管理に留意

することが重要ではありますが、従事する人たちとその家族それぞれが労り合い、

楽しく穏やかに過ごすことが出来る家庭環境であることが、労働災害発生を抑止す

る一番の特効薬なのかもしれませんね。