◆竹内建設　　社長ブログ　～気のみ気のまま～◆　ｖｏｌ．１３５～

皆さん、こんにちは！薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

２０２１年度が終わり、２０２２年度がスタートします！新型コロナウィルス

やロシアによるウクライナ侵攻への影響で、色々なモノが値上がりしました。

最も影響が大きいのがガソリンで、値上がり価格は天井知らずと言った状態です。

また、木材をはじめとした建設資材全般、牛肉や小麦粉、サーモンなどの農水畜

産物、輸入に依存している本国にとって、輸入製品の全てが値上げになるのは大

きな痛手となります。また、自然災害の影響による電気など生活インフラに欠か

せないものの値上げも、さらに拍車をかけています。

つい先日、近くのスーパーへ買い物に行ったところ、某有名メーカーのサバ缶が

陳列されているのに目がつきました。購入してから少し違和感を覚えたので、帰

宅し残っていたサバ缶と比較してみると、値上げしているサバ缶の容器のほうが

若干小さくなっているのに気付きました。そこで、「これがステルス値上げか！

！」と実感しました。

ステルス値上げとは、一見すると包装や容器はさほど大きく変わらないのですが、

内容量が若干（１～２割）減量されていて値段は据え置かれている商品のことを

言います。ご存知のように、これは物価の上昇によるものからですが、これまで、

「良いものをより安く」という思いで提供してきたメーカー側からすれば、ブラ

ンドイメージを損ねず、お客様に購入してもらおうと言う苦肉の策だと思います。

「あ～っ！なんか騙された気分」と憤慨せず、「消費者が喜ぶ顔を考えながら頑

張ってくれてるんだ」と、メーカー側の努力を優しく汲んであげたいものですね。