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続・すぐそこに在る危機!

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◆竹内建設  社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.128~

 

皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

1月も後半に入ろうとしているなか、南半球のトンガでは史上最大級の海底火山

の爆発があり、日が経つにつれその被害の深刻さが鮮明になってきています。

ハワイやバリ島と同様にリゾート地として有名な場所として知られるトンガ諸島

は、日本から約8,000kmも離れた南太平洋上に在ります。国連訓練調査研

究所(UNITAR)によると、今回の海底火山の噴火と弊害により、現場近辺

のトンガタブ島やノムカ島などでは、津波や火山灰による家屋の浸水・倒壊、さ

らには電気や水道インフラが壊滅状態で、明日の生活すら危ぶまれる状態に陥っ

ています。

東京ドーム61個分に相当する規模と言われる今回の海底火山。それは日本やア

メリカなど太平洋海域に面する諸外国へも、津波による家屋の倒壊や、養殖魚の

死滅など地場産業へもいまだ甚大な被害を与え続けていて、多くの学識者が「こ

の活動はまだ沈静化はしていない」としながら、「今後も、酸性雨による海洋汚

染などで、水産資源への影響(種の絶滅、外)が懸念される」と、警鐘を鳴らし

ています。

生活インフラの全てがシャットアウトされ、完全に孤立してしまったトンガ諸島。

以前のブログで、北海道を震源とする大地震が冬場に発生した際のシミュレーシ

ョンに、まさか!に向けた対応の在り方について載せました。もはや、トンガの

事案は対岸の火事ではなく、すぐそこに在る危機として、国民一人ひとりが目に

焼き付ける必要があります。