◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.113
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
宣言が解除されて人流が出てきて、再び日常が戻ってきたようですね。地元の店
々が閑散としているよりも、客が入って賑わっている方が、地元民としても嬉し
く思います。賑わっていると言えば、先週からUAE(アラブ首長国連邦)で始
まった「2020ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)」が予想をはるかに上回る動
員数で賑わっているようです。
新型コロナウィルスの感染拡大を警戒して、1年延期となっての開催となったド
バイ万博は、まさしく国家の威信をかけたビッグイベント。「心を繋ぎ、未来を
創る」をテーマに、192の国がエントリー。約2400万人の動員数を目標に
掲げて、2021年度末(182日間)までの期間で開催されます。各国が、様
々な思考を凝らした演出をするなか、日本ブースは新型コロナウィルスの感染事
情を踏まえ、オンライン上で日本の文化を体感できる「バーチャル日本館~循環
JUNKAN~」を演出。日本文化をこよなく愛する多くのファンから、高い
評価を受けているようです。
UAEでは、万博を開催するうえで最も重視したのが新型コロナ対策。マスク着
用やPCR検査は勿論ですが、それ以外にも様々なルールが義務化されていて、
それを違反した場合は、厳しい罰則があるようです。例えば、マスクの非装着は
4万円の罰金。SNSなどで誹謗中傷をした場合は60万円の罰金が科され、ど
れをとってもペナルティーとしては、考えられないほどの厳しさです。
主催サイドは、「厳しいルールを設けるからこそ、柔軟に観光客を受け入れるこ
とが出来るし、いまだクラスターが出ない状況が維持できている」と語ります。
実際、UAEでは一年前からこのルールを設けていて、ルール化のなかで国外か
らの観光客を受け入れていながらも、問題は一切ないとのことです。誰しも自由
でありたい気持ちはありますが、ある程度の規律を設けて、それを遵守する中で
日常が保たれているのだと言うことを、皆がしっかりと認識する必要があるのか
もしれません。