◆竹内建設　　社長ブログ　～気のみ気のまま～◆　ｖｏｌ．１１１

皆さん、こんにちは！薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

早いもので９月も残りわずか、１０月に入ると年度も後半へと移行します。制服

などが新調され、それだけで気持ちが引き締まりますよね。

新しくなると言えば、学生時代に大変お世話になった国語辞典（三省堂）がこの

ほど、８年ぶりに改訂されました。３，５００種もの言葉が追加された一方で、

「携帯メール」、「地味婚」、「パソコン通信」、「コギャル」、「スッチー（

現：キャビンアテンダント）」等々、これまで常用されてきた数多くの言葉が、

辞書から消滅することとなりました。

三省堂側は、「国語辞典は、今の日本を映し出すもの。現代人が使わない言葉は

削除している」とのこと。「必要ないものは省く」。考えてみれば至極当然では

ありますが、「言葉は人類進化の証」であり、ひらがな、カタカナなど、様々な

言語を多用する人種は、世界でも日本だけ。文化の象徴である言葉が消えてゆく

のは、なんとも悲しいものがあります。

以前、日本文化に強く影響を受けている外国の方と話をした時に「日本人は、言

葉を巧みに活用している」と、羨む一方で「古くから伝わる日本語の美しさを理

解して、もっと大切に使ってほしい」と話していたことを思い出しました。多く

のモノが、時代と共に変化してゆくのが常ですが、過ぎたものを案に切り捨てず

に、築いた文化の一片をしっかりと記憶し、語り継いでいきたいものですね。