皆さん、こんにちは！薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。既にご存知であると思いますが、

昨日からの秋雨前線の影響で、佐賀県、長崎県、福岡県など九州北部地区を中心とした豪雨の影響で、各地で甚大な

被害が発生しています。

　特に、佐賀県武雄市、大町町などの被害は深刻で、線状降雨帯による記録的な降雨量で、市街地周辺は広範囲にわ

たって床上・床下浸水の二次被害を受けていて、鹿児島からも我らが同志（建設関連業）の方々が緊急復興隊として

、現地に出向いている情報も入ってきており、これ以上の被害が拡大しないことを願うばかりであります。

　地球温暖化などによる、近年の気象現象の変動は予測がつき難く、「事前の備え」が求められています。しかしな

がら、これだけ有事の際の初動が大切であると様々なメディアで取り上げているにも関わらず、有事の際の応急対応

（事前の備え）について、既に準備をしているという人は極めて少ないという某調査会社のデータもあります。

　鹿児島県も、今から平成時代に本土や離島部でも記録に残るほどの豪雨被害が発生した経緯があります。奇しくも、夏

休み最後の日となる９月１日は「防災の日」。各地で防災に備ええた訓練が行われると思いますが、想定外の災害が多発

している現状を考えると、「形式的な訓練」から市民の一人ひとりの意識に訴えかける「実践的な訓練」も必要ではない

だろうかと考えるところです。

　いずれにしても、水害に見舞われた佐賀県、長崎県、福岡県の該当地域の皆さん、さらに復興に携わっておられる皆さ

ん色々と不安で大変でしょうが、一日も早い復興を鹿児島の地から祈念しております。どうか頑張ってください！