◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.94~
こんにちは!!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
早いものでもう6月。2021年もあとひと月で折り返しをむかえようと
しています。6月と言えば、土砂災害防止月間と定められていますが、皆
さんはご存知でしたか?
土砂災害防止月間は、土砂災害に対する関心を多くの国民に持ってもらう
ことなどを目的に、国土交通省が1983年に制定されたもので、例年、
全国各地で自治体主導による防災訓練や、小中学校などでも啓発活動など
が行われています。また、建設業も地元貢献の一環として、支障木の伐採
・除去などの防災ボランティアを、梅雨時期から夏場にかけて多く行って
います。
鹿児島でも、出水市針原地区で発生した「出水針原土砂災害」、薩摩川内
市をはじめ川内川流域に被害をもたらした「北部豪雨災害」、県史上最大
規模となった「鹿児島8・6水害」など、過去に大きな自然災害に見舞わ
れてきました。また、シラス土壌の比率が多い垂水地区では、毎年のよう
に土砂被害に見舞われていて、住民の災害に対する意識が高いようです。
そんな中、5月20日から避難情報の内容が一部見直されました。警戒レ
ベル(5段階)は変わらないものの、警戒レベル2までは従来通りですが
、これまでレベル3が「高齢者等避難」、レベル4が「避難指示」、レベ
ル5が「緊急安全確保」へと、より迅速な対応を促す内容へと切り替わり
ました。
年々、自然災害の規模は人知をはるかに超えた規模で発生し、今後もまた
発生する可能性があります。「想定外」を想定することこそが有事対応に
求められること。いつ発生するか分からないだけに、災害防止に向けて今
一度、周りのモノを見直されてはいかがでしょうか?