◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.84~
こんにちは!!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
昨日、ニュージーランド近海を震源地とする、マグニチュード8・2の地
震が発生したと言うニュースが飛び込んできました。幸いにも津波の心配
はなかったようですが、改めて地震の恐怖を感じた方も多いのではないで
しょうか?
10年前の3月11日、福島県を中心とした三陸地方一帯を、マグニチュ
ード9を超える激しい地震が襲いました。さらに、それにより発生した津
波が太平洋沿岸部に襲来、最大で30メートルにも及ぶ大津波が被災地を
襲い、2万人を超える住民の命を奪いました。行方不明者も5000人を
超え、いまだ1000人を超える方が行方不明のままとなっています。
新聞やテレビなど各メディアも、震災から10年の節目をむかえて、当時
の被災者や支援に携った関係者にスポットをあてた特番を連日のように配
信しています。しかし、新型コロナウィルスに関するニュースが取り上げ
られない日が無いほどの今、国民の注目は新型コロナウィルスへと移り、
東日本大震災の風化が懸念されています。
「人間は忘れる生き物!」と、某生物学者の有名な詞ですが、確かに、過
去に依存せず前向きに生きることが、成長(進化)の近道であると、多く
の先輩諸氏に教えられてきましたが、相手を敬い偲ことも人間であるから
こその特権に他なりません。利己的になりがちな現在、3月11日は、我
が身のことと考えて、被災地の方々の気持ちにそっと寄り添ってあげたい
と思います。