◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.17
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
11月に入り、世間も慌ただしさが増してきている感じがします。先日、今年の
流行語大賞のノミネートが発表されました。「ONE TEAM」、「タピる」な
ど、世間を騒がせた色んなワードが名を連ねるなか、個人的に気になったのが「
煽り運転」。
今年は本当にこの手の事件や事故がニュースになることが多かった気がします。
また、それ等のドライバーから守る「ドライブレコーダー」の購入が過熱していて
、人気機種については現在も生産が追い付かないほどの売れ行きのようです。自己
防衛による安全マージンの確保は、今の社会で生きてゆくのにはもはや必須なのか
もしれません。
また、自動車に関連する話題としては「携帯電話使用等における罰則および違反
点数・反則金」が12月より改正され、罰則が厳格化されることになるようです。
電話をしながらの事故と言うより、携帯アプリを使用しながらの「ながら運転」な
どによる人身・死亡事故が多発していることが背景にあるようです。
先日、警察庁が発表した過去10年間のデータによりますと、電話使用以外の目的
による事故の発生件数は、10年前に比べるとおよそ2倍、その中でもアプリ使用(
画像目的)による事故の発生件数は、およそ3倍にまで増加しています。2年前には
、体験型アプリ「ポ〇モンGO」に没頭し過ぎたドライバーが、親子を轢き殺してし
まったという悲惨な事故も発生しました。
罰則も従来よりもさらに厳しい内容になっていて、携帯使用などにより交通の危険
性を生じた場合、従来は2点減点でしたが改正後は6点の減点(即免停)。酒気帯び運
転の場合は、改正前14点の減点だったのが、改正後は16点の減点で即免許取消。
また、携帯使用・保持の場合は、違反点数が3点(改正前2点)、酒気帯びの場合は
15点(改正前14点)で即免許取消し。さらに、携帯使用による運転で交通の危険
性を生じた場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金(改正前は、3月以下の懲役
または5万円以下の罰金)となるなど、大幅な罰則強化がなされています。
昔に比べて情報ツールが多様化し、今までにないほどの魅力が増してきているのも
事実ですが、使う側のモラルが著しく低下してきているのもまた事実です。法律が改
正されるから、罰則が強化されるから・・と言うからではなく、自分の行為が他人を
家族をそして自分自身を悲しませることがないよう、事故を起こしてから後悔をしな
いように気を付けましょうね。