◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.16
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
この時期になると秋のイベントが各地で開催されていて、週末ともなるとたくさん
の人々でにぎわいを見せています。そんな中、今年も秋のビッグイベントである「
東京モーターショー」が現在、11月4日までの期間で開催されています。
東京モーターショーと言えば、国内外の自動車メーカーが一堂に参集して、各社
の先進技術を一般対象に披露すると一大ショーで、多くの来場者で賑わう国内最大
級の自動車イベントでもありましたが、今年の東京モーターショーはこれまでとは
少し様子が違うようです。
イベント会場に多く見受けられるのがEV(電気自動車)や、AI(人口知能)
による無人自動車。さらには、無人航空機(ドローン)などの発展形である、飛行
バイクや自動車などの近未来型移動機などが会場の大半を占めていることです。
さらに特筆するのは、自動車メーカー以外の電気機器メーカーやアパレル企業な
ど、これまでモーターショーとは無縁とされていた企業らが、こぞって参画してい
ることも、これまでのモーターショーとは大きく違います。
某報道番組で、インタビューに応えたトヨタ自動車の豊田章男社長は「この先の
未来は先が見えない。ただはっきりと言えるのは、踏襲型でのビジネスは成り立た
ない。方向性を共にする仲間たちとシェアしながら、新たな解答をもとめてゆく必
要がある」と言われていたのがすごく印象的でした。
ピーク時には、来場者が220万人を超えていた東京モーターショーも、現在は
70万人までに激減。メルセデスベンツやBMW、ポルシェと言った大手常連メー
カーらもショービジネスの必要性を疑問視し、こぞって撤退に向けて動き出してい
る今、もはや自動車の進化が「時代を象徴」するものであるという考え方は、終り
を告げようとしているのかもしれません。
旧大全としたスタイルではなく、時代の変化に見合ったサービスの多様性や、他
業種(異業種)との連携共働による「新たなパートナーシップ」の構築が、あらゆ
るジャンルの産業においても求められてきているのかもしれないですね。