皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
ゴールデンウィークも終わり、再び、日常が戻ってきましたね。皆さ
ん、五月病に悩まされていませんか?(笑) 新年度に入って1ケ月が経
ちまして、周囲では年次的に開かれる通常総会シーズンのピークを迎
えようとしています。
年次総会となると、面識がある方々以外の来賓や初見となる方々との
間で、「名刺交換」をするのが通例となっていますが、近年、この名刺
交換なる「行為」に変化がみられるようです。
文献によりますと、名刺は19世紀初頭の江戸時代が起源のようで、当
時は和紙に書いた名前を訪問先が不在の際に、自身が訪問したことを伝
えるために利用されたのが始まりで、300年以上が経つ現代でも、当
時の同様に使われる場合もあります。
現在、日本国内で年間に利用されている名刺がどのくらいあるか、皆さ
んはご存知ですか?なんと45億枚!更にビックリするのは、そのうち
利用されずに廃棄される名刺の数が20億枚にものぼるそうです。ホン
ト驚きですよね。
そんな中、ここ数年、スマートフォンアプリを活用した名刺の電子化が
進んでいて、多種多様なビジネスフィールで利用者が急増しています。
メリットとしては「かさばらずに済む」「携帯で一括管理できる」など
が主なものですが、「所有している実感がない」と言った、従来型を気
に入っている方々には不評でもあるようです。
ただ、全体の約6割が電子形式による名刺交換をする一方で、相手方の
年齢や場所など電子式と従来式に使い分けている方がおよそ9割を占め
ているようで、全てが電子化へ移行するのではなく、双方の持ち味を生
かした「使い分け」が必要のようです。
いずれにしても、数百年に渡って続いてきた名刺交換という一つの文化
にも、大きな転換期が来ているのは紛れもない事実!弊社も、SNSな
どを使った情報発信をしている面からみても、このタイミングに乗り遅
れることなく、「新たな変化」に適応していきたいと思います。