皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
11月も前半が終わり、折り返しをむかえようとしています。郵便局
では年賀状の販売も始まり、早くも年末年始に向けた商戦が始まって
いるようです。
鹿児島市にある老舗デパート山形屋では昨日より、「2023北海道
物産展」がスタート!北海道の特産品を求めて、初日から長蛇の列が
つくられているようです。今でこそ、人気の催しとして全国各地の商
業店舗でも定着してはいますが、実はこれ、鹿児島発なんだそうです。
「北の特産品を、南の鹿児島で」と、同デパートのバイヤー陣が試行
錯誤を重ね、地元の水産漁業の生産者やメーカーなどと交渉を続け約
20年前からスタート。今では、200社以上の店舗が出店し、期間
中(約一ヶ月)売上が約8~10億円を維持するまでの一大イベント
に成長しました。
鹿児島にも特産品は数多くありますが、鮮度などの関係でご当地でし
か味わえない特産品が、物流技術の進化で手軽に届けられることにな
ったことが、イベントを成功に導いた要因であることは言うまでもあ
りません。
世間では、物流業界をはじめとした就労時間短縮による「2024年
問題」が、大きな話題となっていて、それによる流通制限やコスト高
などのほか、人員不足がさらに拍車をかけるなど、今から各業界への
様々な影響が懸念されています。
物流は重層構造で、大きな波が発生するとその分だけ良くも悪くも影
響が大きく出てきます。想定外のことが予想されますが、それらを踏
まえたリスクマネジメントを少しでも見直す必要がありそうです。