◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.172~
皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
人生には、いつどのような出来事が起きるか判らないことがあるもの
です。そんな、事を感じさせられた出来事が、先日行われた全仏テニ
スでありました。
それは、6月4日に行われた女子ダブルス3回戦での出来事。セット
チェンジの時に、加藤未唯選手が放ったボールが、ボールガールの後
頭部を直撃。危険な行為とみなされ失格処分と、賞金とランキングポ
イントの剥奪と言うペナルティが課せられました。
加藤選手は、ボールを当てたことをボールガールに謝罪したうえで、
故意に当てたものでは無かったとして審判側へ訴え、一時は受け入れ
られましたが、相手チーム側からの抗議を受けた大会最高責任者が、
当初のジャッジを覆し「失格」を決定。この判断が、国際世論を大き
く巻き込み、今やテニス界のみならず様々なジャンルで物議を呼んで
います。
そんな中、その事件の2日後に行われた男女混合ダブルスにティム・
プッツ選手(ドイツ)と組んで出場した加藤選手が優勝の栄冠を勝ち
取りました。これには、日本人のみならず、世界中の人々が感動した
と思います。
ただ、これがもし優勝できなかったとしたら・・加藤選手の「その後
のテニス生命」にどのような影響を及ぼしていたでしょうか?今回の
件で一番のポイントは、現場を見ていなかった最高責任者が、相手チ
ームの抗議を受け入れてしまったことだと思います。
実際、優勝インタビューで加藤選手は「まだ不満はあるが、機会があ
れば相手チームとのリベンジマッチを望みたい。そして、賞金とラン
キング剥奪を白紙に戻してもらいたい」と述べています。この数日で
、「急転直下」と「起死回生」を体現し一躍「時の人」となった加藤
未唯選手。今後の更なる活躍を期待しています。
先のサッカーワールドカップやワールドベースボールクラシックでも
、VAR(録画)判定が勝利を大きく左右しました。事実に基づく誰
もが納得するジャッジをお願いしたいです。