◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.156~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
早速ですが皆さんは、先日の「皆既月食」をご覧になられましたか?全国的にも
晴天に恵まれ、各地で幻想的な「天文ショー」が拝めたようです。
今回の皆既月食は、月が地球の影に隠れる月食に合わせて、太陽系の最果てにあ
る天王星を、月が隠す天王星食が同時に発生するという、とても稀なパターン。
それが、1580年7月26日の「土星食」以来の、442年ぶりに見られると
言うこともあって注目が集まりました。幸い、弊社からもその光景を見ることが
できました。
8日の午後6時過ぎ、東の空に浮かぶ月が左下部から徐々に欠けはじめ、その後
、見る見るうちに月が地球の影に侵食。40分ほど経つと、月が完全に本影に入
ったことを証明する「赤銅色」に変化。およそ90分と言うこの短い時間帯では
ありましたが、様々な色へと変化する自然美を堪能できたことは、本当にラッキ
ーだったと思います。
月食が終わり、翌朝、西の空に煌々と輝く月灯りを眺めていて、その美しさに改
めて心が洗われました。月や星を眺めて、「美しい」と思わない人は、おそらく
いないと思います(そう思いたい)が、世界では、新型コロナによる物流の停滞
、ロシアとウクライナの紛争による物価高騰、国内においては国債発行を連発す
るほど未曽有の円安が続くなど、今まさに「大不況の戸口」に立っています。
国や人種による価値観の相違で、様々な障壁が立ちはだかっていますが、今回の
「皆既月食」のように、「美しいものは美しい」と同じ価値観を共有することで
、恒久的な平和を目指して、全てがより良き方向へと進んでゆくことを、切に願
いたいものです。