◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.10
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
9月も中盤を過ぎて、後半へと差し掛かるようになってやっと、朝晩の涼しさを
感じるようになりました。8月末の九州北部豪雨、先日の台風15号による甚大
な被害が連日のように報道される中、新たに台風17号が本土を襲う予報が出て
います。被災地の方々のことを思うと、これ以上被害が出ないことを切に願うば
かりです。
今巷では、有事の際の緊急対応グッズへの関心が高まってきているようで、来
月からの消費税アップが「駆け込み特需」に拍車をかけているようです。
その中でも、住宅においては8年半前の東日本大震災以降、経済産業省の後押
しがあって太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーを活用した「スマートハ
ウス」の需要が増えました。今回の台風15号による甚大な被害により、住宅様
式の見直しによる「新たな自助対応」のニーズが増えてきているようです。
アキュラホーム(宮沢俊哉社長)では、日本初の防災システムを兼ね備えた一
般住宅を開発し、販売を開始されました。通常の生活をしながら、有事の際はそ
れらを上手く活用して、ストレスを受けることなく対応できる生活が出来るとい
う、画期的なシステムを提供していて、都市部近郊で高層マンションに住む人々
や、新たにマイホームを思案する若年層からのニーズも増えているようです。
対して、アウトドア用品を取り扱う専門店でも、自炊などが出来るキャンプ用
品に注目が集まっていて、余暇などをアウトドアでの自炊で満喫すると言う従来
スタイルから、有事の際にはアウトドアツールを活用して、自助努力による応急
対応で急場をしのぐ術を学ぶ人たちが増えているようです。アウトドアと言う非
日常を楽しみながら、自助努力による生活を学ぶと言うことも、便利に慣れ過ぎ
た現代人にとっては、とても意味のあることだと思います。
いずれにしても、他力本願ではなく自らのことは出来る限り自らで解決すると
言う思考が増え得てきていることは良い傾向だと思いますが、高齢者や体の不自
由な方々にとっては、そう簡単にはいかない問題だと思います。余裕がある人は
、少しでも多くの人たちを気遣い、助けてあげられる仕組みを、行政と地域の企
業や各団体などが一丸となって構築してくれることを切望したいです。