◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.140~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
既に皆さんもご存知のことと思いますが、ダチョウ倶楽部の上島竜平さんがお亡
くなりになられました。場所がご自宅で、事件性がないとのことから、自ら命を
絶たれたとされていて、先日から、各メディアがその訃報を伝えています。
ダチョウ倶楽部と言えば、「熱湯風呂」や「キス芸」と言った、身体を張った密
接で破天荒、そして3人の個性を生かした、リアクション芸が売り物のトリオで
、80年代にデビューして以降も、競争が激しいお笑い界のなかで「唯一無二の
存在」として、これまで存在し続けてきました。
近年では、リーダーの肥後克弘さんが芝居やドラマなどの役者業、寺門ジモンさ
んが焼き肉やスニーカーなど、趣味を生かしたバラエティー番組への出演など、
それぞれが個別に活動する場も増えてきて、トリオとしての新たな一面も見せ始
めていた矢先、上島さんが亡くなられました。仕事も順風満帆に見えたのに「な
ぜ?」と思われる方もいるかもしれませんね。
死因について様々な私見があるようですが、エンターテイナーは人々に感動を与
える仕事。ゆえに、いかなる場合でも自身の感情を抑え「その目的」に向き合う
ことから、コロナ禍で自身が求めるパフォーマンスを発揮できなかったことを悩
んだことも、一因であるのではないかとも言われています。また、ご本人が師と
仰いでいた志村けんさんが一昨年、コロナ感染で亡くなられたことで拠り所が亡
くなったことも大きな要因ではないかと思われます。
ある精神学者は、「自殺の要因はうつ病と言われがちですが、日常生活の中でい
かに関りを持っているかによってその傾向は大きく変わる。ボランティア活動な
どを通じて、誰かに感謝されることで、それぞれが心を開いて関りを見出すこと
が大切」と言及されます。孤独の連鎖は止めにくい!だからこそ、毎日の過ごし
方がとても大切だと改めて感じました。上島さん、今までたくさんの笑いをあり
がとうございました。合掌。