◆竹内建設　　社長ブログ　～気のみ気のまま～◆　ｖｏｌ．１１０

皆さん、こんにちは！薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

皆さんは「ガチャガチャ（またはガチャポン）」と言うのをご存知でしょうか？

昔は、駄菓子屋の店先に置いてありましたが、今では様々な種類があって、外国

人が土産にするほどの人気から、羽田空港のロビーにはコーナーまで設けるほど

の過熱ぶりです。それでは、「親ガチャ」と言うのを耳にされた方はおられるで

しょうか？

某リサーチ会社によりますと、１０～２０代前半までの若者へアンケート調査に

よりますと、裕福な家庭に生まれた場合を当たり、貧しい家庭に生まれた場合を

ハズレとすることを、「何が出てくるか次第で明暗が決まる」と、ガチャガチャ

のそれに例えて「親ガチャ」と称していて、「どの家庭で産まれたかで自分の将

来が決まる」と定義しているようです。

ただ、言葉遊び程度で使われているのであればいいのですが、コロナ感染が長期

化するなかで、ストレスにより多くの人々の荒んだ心理が穿った傾向にシフトし

ていて、「友達ガチャ」、「教師ガチャ」などと言う派生ワードも生み出され、

一部で虐めの事案も発生するなど、新たな社会問題となりそうな気配です。

「ねえねえ、貴方んちってどう？」「私んちってマジ、親ガチャ外れだよね～」

なんて、会話で我が子が盛り上がっているのを目の当りにしたら、どこの親御さ

んでも相当なショックを受けますよね。

裕福とか貧しいとかで幸せが決まってしまうなんて信じたくもないですが、ずい

ぶん前に明石家さんまが歌った「笑顔のまんま」と言う唄の歌詞に「生きてるだ

けで丸儲け」と言うフレーズがあったように、このご時世だからこそ、元気で毎

日を過ごせることの喜びを子どもたちには再認識してもらい、さらに、変えられ

ない環境は受け入れ、「自分だったらこんな親になりたい、なろう」と、考える

キッカケになれば良いと思います。