◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.78~
皆さん、明けましておめでとうございます!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
1月11日(月)は全国各地で成人式が開かれ、今年は124万人(総務省推計:男子=517万人、
女子=549万人)の若者が新成人となりました。
例年ですと、「いや~良かったよかった!」で済むのですが、今年はちょっとばかり状況が違いまし
た。ご存知のように、新型コロナウィルスの感染拡大により、前週末に東京を含む1都3県に緊急事
態宣言が発令され、緊急時を除く不要不急のエリア外移動を自粛する呼び掛けがなされたことから、
やむなく地元への帰省を断念した新成人も多かったようです。
一方で、感染拡大を警戒する全国の自治体では、これ以上の感染を増やさないようにと、「開催」、
「中止」を巡って議論が紛糾。苦渋の選択により成人式を見送られた自治体も出るなど、今後の「成
人式の在り方」について、改めて考えさせられる結果となりました。それを考えれば、私自身が成人
式を迎えた20数年前を振り返えると、なんと幸せだったことかと思います。
新成人の人口は、推計を開始した1968年以降、1970年の246万人をピークに減少していて
、1980年代後半から一時は増加に転じたものの、1995年以降からは再び減少し続け、現在に
至っています。来年は、選挙権の法改正により18歳から20歳までの若者が新成人を迎えることに
なります。
当事者もそうですが、親御さんやご親族の方々にとっては、一生に一度の子供の晴れ舞台。それを楽
しみにしながら、汗水流して仕事に励んできた親御さんも多いと思います。「中止」という選択では
なく、「延期」と言う判断もして頂ければと個人的には思います。