◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.70~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
歴史的な激戦を繰り広げてきたアメリカ大統領選挙。未だ最終結果は出ていませ
んが、バイデン候補が新大統領となることが濃厚となってきました。対して、ト
ランプ大統領側の陣営では、支持基盤があるペンシルベニア地区などで不正票が
あるとして、選挙の無効を訴える法廷闘争に持ち込む構えのようです。
「トランプvsバイデン」による世論は、もはや国内分断の様相を呈しつつある
中、バイデン候補が次期副大統領候補として指名したカマラ・ハリス上院議員が
、「私は女性初の副大統領になるだろうが、決して女性最後とはならない」と、
支持者たちを前にして述べたスピーチに、多くの女性支持者やトランプ支持者か
らも共感の声が上がっているそうです。
彼女は、父親がジャマイカ、母親がインドという移民2世のアメリカ人で、薬物
犯罪者の更正させる施策や、人種差別などの活動に尽力。そのことから、カリフ
ォルニア州検察官時には「革新的な検察官」という異名で、多くのアメリカ人に
知られることになったそうです。司法部署に勤務していた時の彼女を知る人は「
アメリカは様々な国の人が移り住んで繁栄してきた国。移民者の苦しみや悲しみ
を感じてきた彼女こそ新しいアメリカを作れる」と応えたそうです。
「自国主義」を貫くあまりに、それまで友好的であった諸外国との関係性の悪化
や、いまだ新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかからず、更なる経済悪化
が懸念されるなど、まだまだ問題山積のアメリカ経済。バイデン候補の行く先は
まさに「イバラの道」ではありますが、多様性を兼ね備えたハリス副大統領候補
という素晴らしいパートナーとの連携で、本当の意味での世界のリーダーシップ
を図れるアメリカの再興を期待したいですね。