◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.47
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
6月1日、薩摩川内市の夜空に突然、きれいな花火が夜空を彩りました。皆さん
はご覧になられましたか?私は‥不覚にも見逃してしまいました(笑)
これは、新型コロナの収束を願って、日本全国の花火師の皆さんが全国一斉に同
時刻に花火を打ち上げる「Cheer up! 花火プロジェクト!花火を見上げ
て全国の人たちを笑顔に」というもので、三密を避けるために、直前まで非公開
という「サプライズ形式」を取りました。今年は花火に関連するイベントが軒並
み中止とあって、花火が大好きな人々にとっては、願ってもないプレゼントだっ
たと思います。
そもそも、花火の歴史は江戸時代末期(安政5年)に遡ります。100万人ほど
の人口であった江戸に「コレラ(コロリ病)」が大流行しました。感染源は当時
、日本に渡来していたペリー艦隊旗艦のミシシッピー号からと言われていて、そ
れによる死者数は10万~30万ほどにも及んだと記録されています。初めて異
国から持ち込まれた疫病により命を落とされた人々の御霊を敬い、悪病退散を祈
願して花火が打ち上げるようになったとも言われています。
一瞬で散る儚き輝き・・。終わった後のちょっとした虚しさを感じはするものの
、老いも若きも世代を超えて万人を虜にする花火の魅力は、今の新型コロナで疲
弊した国民の心に、大きな活力を与えてくれたことは間違いありません。さあ、
共にまた夜空を見上げられる日々が来るのを願って、明日からまた共に頑張りま
しょう!