◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.173~
皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
九死に一生を得たと言う経験はありますか?つい先日、「アマゾンで
の飛行機墜落事故」「タイタニック号視察ツアー事故」と言う、あま
りにも衝撃的な事故が発生しました。
去る4月、アマゾンで発生した飛行機墜落事故では、パイロットらを
含む乗客乗員の多くが犠牲になり、生存者はほぼ絶望視されていまし
た。ところが、事故から40日が経ったころ、捜索隊らによって4人
の子どもの生存が確認され、無事に保護されました。
驚いたのは子どもたちの年齢で、一番上(長女)が12歳、一番した
が0歳(事故後に1歳をむかえた)と聞いてさらに驚きました。彼ら
は、アフリカの原住民「ウイトト族」で、彼らの種族では10歳をむ
かえたら大人として見られ、生活をしてゆくための知識を親や部族の
大人たちから学ぶそうで、遭難中は自生する植物や昆虫、雨水などで
飢えをしのぎ、兄妹の世話の全てを長者が取り仕切ってきたそうです。
一方、豪華客船タイタニック号の沈没した現場を探索(研究目的とも
言われています)ツアーでの事故。こちらは、残念ながら事故機体で
ある「潜水艇タイタン」を所有する企業の代表をはじめ、4人の乗客
の尊い命が犠牲になりました。事故原因についての詳細は不明とされ
ていますが、当該の潜水艇は安全マージンが十分に担保されておらず
、安全を軽視したことによって起こるべくして起こった重大事故とし
て、厳しい世論の目が向けられています。
同じ重大事故であっても、リスク回避策を取っているかいないかで、
その結果に大きく明暗が分かれます。われわれ建設業界にとっても、
災害発生リスクが高いシーズンに入ります。「たったこれぐらい」
と楽観視せず、互いが常に注意をし合いながら、すぐそこにある危
機に向き合っていきたいと思います。