◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.171~
皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
とうとう梅雨に突入してしまいましたね。ジメジメした蒸し暑い日々
がしばらく続きそうです。
梅雨と言えば、気象庁が「顕著な大雨に関する気象情報」の基準をこ
のほど改訂しました。異常気象現象により、年々増え続けている線状
降水帯の発生からなるゲリラ豪雨による被害を最小限に抑えるため、
これまで発生後に公表していたものを最大で30分前に公表すること
となりました。
技術革新による、高性能気象レーダーの精度がアップしたことで、過
去のデータを分析したコンピュータが災害予測プログラムから被害予
測を割り出し、前倒しで公表しても大雨が降ることは確定されるとし
て、雨が降る30分前の公表に踏み切ったようです。
実際、線状降水帯が発生してからの被害率は80%を超えていて、こ
れからみても事前公表によって、水害による危険から多くの命を守る
ための初期行動に、情報が大きく寄与し活かされることは間違いあり
ません。
「あくまでも予報であり、線状降水帯が発生してから準備をするので
はなく、どこにいても危険な状況に遭遇しうることを理解し、防災グ
ッズなどの事前準備や避難場所の確保を、周囲の方々と理解し把握し
合ってほしい」と、気象庁側は釘をさします。
無くて当然!でも、被害に遭ってしまってから「やっとけばよかった
・・」と後悔しないように、精度の高い情報を有効に活用して、現場
や家庭の災害対策に活かしたいものです。