◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.170~
皆さんこんにちは!薩摩川内市で建設業を営んでいる竹内利彦です。
今日(5月19日)からG7(先進7か国首脳会議)が広島県で開かれ
、各国の首脳陣が次々と来日し緊張が高まっています。
今回は、ロシアとウクライナによる世界経済への影響と、ロシアによ
る核ミサイル使用への警戒や、中国や北朝鮮などロシア親交国の核兵
力増強誇示に対して、如何にして対峙してゆくかということなどが焦
点になりそうで、世界で唯一「核爆弾」の被害を受けた日本としては
、岸田総理のオブザーバー国としての手腕が試されるところです。
一方で、中国の西安市で18日に開かれた中央アジア五ヶ国サミット
では、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、
ウズベキスタンの、旧ソ連圏の首脳陣らが出席。G7とは対照的に、
中国元を中心とした経済関係の強化を主な議題としているようで、史
上最悪の状態にある米中関係にあって、今回のG7に合わせての中央
アジア五ヶ国サミットの開催は、ある意味アメリカ側へのけん制とも
みれます。
現に、G7加盟国にアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、
インドなどの12か国と欧州連合・欧州中央銀行らを加えたG20へ
の存在が大きくなってきていて、経済流通の比重が大きい諸外国も、
それらに同調する動きが見られています。
いずれにせよ、広島県でG7サミットが開催されることは有意義なこ
とだとは思います。今の混沌とした世界情勢の中で、即効的な「秘策
」を見出すことは至難の業だと思いますが、非核に向けた何かしらの
方針を導き出してほしいものです。