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負担とやり甲斐(+_+)

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◆竹内建設  社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.151~

 

皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。

突然ですが、皆さんは出世したいですか?「えっ!いきなりナニ?!」って感じ

ですよね?ビジネス系リサーチ会社㈱ライズ・スクエアによりますと、企業に勤

務する20代前半の若者の、およそ8割が「出世したくない」と言う、衝撃的な

データがこのほど示されました。

内訳では、「責任を負いたくない」が圧倒的で、次いで「人をまとめるのが苦手

だから」、「自由な時間が無くなるから」という理由が続いています。「24時

間働けますか?」と言うキャッチフレーズが流行した1980年代。バブル経済

のさなかの日本は、「動けが当たる」と言ってもいいほどの好景気で、サラリー

マンのほとんどが、何かしらのステータスを求めている時代でした。

故に、当時を知る我々世代からすれば、今の若者たちの考え方に「なんだかな~

」と言う気持ちになります。「自分がやりたいことをやりたい!と言う思考が大

きく作用している」と話す某経済アナリスト。若者たちにとって「出世」という

ものが、自分自身のライフワークに「メリットが無い」ということの表れで、キ

ャリアアップよりスタートアップへ軸足が移行しているのかもしれません。

建設業のみならず、国内の全ジャンルで雇用確保に向けた、業務改革があらゆる

手段を嵩じて進められています。ついつい「昔の俺たちの時代はね~」と言う台

詞が、自然と口から出てきそうになりますが、当時を知る由もない「Z世代」に

とってもはやそれはタブー問われている今、リスクを「負担」と捉えず、欧米の

ように「やり甲斐」と言うポジティブに捉えられる環境づくりこそ、今の日本経

済に求められているのかもしれません。