◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.139~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
ゴールデンウィークが終わられて、既に仕事や学校が再スタートされた方もいる
ことと思います。制限が無い状態でのゴールデンウィークは3年ぶりと言うこと
で、今年は国内外の観光地やイベント会場では、多くの人出でにぎわった様子で
すね。
営業自粛による売り上げ低下で、もはや風前の灯火となっていたサービス業の方
々も、これまでを取り戻すかのように、多くのお客様で賑わい活気づいている様
子を目にすると、「ようやく普段の状況が戻りつつあるなあ~」と、期待してし
まいます。しかし、この状況下でも「新型コロナの呪縛」から抜け出せ切れない
業種もあるようです。その一つが、宿泊業界です。
温泉地として有名な某県で、創業100年以上の歴史を誇る老舗旅館。著名な文
豪をはじめ、国内外の要人なども数多く宿泊したことでも知られ、建物の趣や宿
泊客に振る舞われる、ご当地の特産品を使った料理の美味しさにも、専門家から
も高い評価をもらっていますが、今回のゴールデンウィークの宿泊予約は、ピー
ク時の3割程度に留まっているそうです。
理由として挙げられるのは、コロナ蔓延の長期化による「日帰り需要の増加」で
す。国外組を除いて今回のゴールデンウィークは、国内旅行の多くが近場を選択
している傾向が強く、コロナ長期化により近場で楽しみ方を覚えたことと、コロ
ナにより家族との絆が深まったことなどが大きな理由と旅館側は分析しています。
「旅行=リフレッシュ」という概念自体が、「もはや昔」となるのもそう遠くは
ないかもしれませんね。