◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.132~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
3週間近くに渡り行われた、冬季(北京)オリンピックが幕を閉じました。今回
は、予想をはるかに上回る数々のドラマが繰り広げられ、色々な意味で五輪史に
残る大会となりました。
その中でも、スピードスケートの高木美帆選手、スキージャンプ(ノーマルヒル
)男子の小林陵侑選手、スノーボード男子の平野歩夢選手らが金メダルを獲得。
特に、高木選手は5種目中4種目でメダル(銀=3個、金=1個)を獲得するな
ど、個人としては史上初の1大会でのメダル獲得数記録を樹立するなど、個人記
録のみならず日本チームの成果に対しても大きく貢献をしました。
また、メダルが期待されたスキージャンプ女子の高梨沙羅選手、フィギュアスケ
ートの羽生結弦選手などが惜しくもメダルを逃す結果となってしまいました。多
大なる功績を残してきたアスリートたちだけに残念ではありますが、メダルを逃
した当人たちの姿に対し、多くの方々が拍手と共感の涙を流されたのではないで
しょうか?
一方では、フィギュアスケート女子の疑惑に端を発した事例のほか、規定・規約
のグレーゾーンの部分におけるジャッジメント(判定)の在り方に対して、様々
な波紋が広がった結果、大会が終わった現在でも、その呪縛から解き放たれない
]選手たちもいるなど、今後の大会運営の在り方に対して多くの課題を残す結果と
なってしまいました。
アスリートファーストというフレーズが一時期流行りました。勝負の世界にはう
れし涙と悔し涙があるのは不変ではあります。しかし、そこには常に純粋なスポ
ーツマン精神が前提として存在し、それが一部の利権や圧力によってそのピュア
な精神がけがされることは決して許されません。純粋なアスリート精神に、積み
重ねた4年間に泥を塗るようなことが無いことを、切に願いたいものです。