◆竹内建設 社長ブログ ~気のみ気のまま~◆ vol.123~
皆さん、こんにちは!薩摩川内市田崎地区で建設業を営んでいる竹内利彦です。
今年も残すところあと二週間を切りました。弊社では、年末までの工期の現場が
あるため、どの現場も安全を最優先に急ピッチで作業を進めているところです。
今年を振り返ってみると、本当に様々な方面での事故が相次いだ一年でした。
私が個人的に印象に残っているのが、今年の1月に鹿児島市で発生した死亡ひき
逃げ事故。明け方まで飲酒をしていた会社員(20代)が、会社の出勤時間に間に
合わない理由から酩酊状態で車を運転。横断歩道を自転車で渡っていた大学1年
生を車ではねてそのまま逃走。被害者の大学生が命を落としてしまうという、な
んとも悲惨な事故でした。
大学生には将来、獣医師になりたいという立派な夢がありました。特に馬が大好
きだったという大学生は、当日も馬の世話をするために、早朝から大学の馬小屋
へと向かう最中で事故に遭ってしまいました。私が最も嘆いているのは、具体的
な夢を持った若者が、同じ若者が運転する車にはねられ、志半ばで命を絶ってし
まったということです。
今年は、全国的に飲酒運転が増加傾向にあり、特に若者による事故が多いそうで
す。「コロナ禍でストレスが溜まっていたから」と言うのが、多くの加害者の理
由のようですが、それにより大切な命が犠牲になることを考えると、どう考えて
も正当化はできません。日本では感染者が急減し、巷では連日のように忘年会の
宴が繰り広げられているようですが、大きな犠牲があったと言う事実を理解した
うえで、この年末年始も節度ある行動に努めたいものですね。